1グラムの幸福/飯島真理
演奏動画
AIきりたんの自然な歌唱力に感動して「自分でも試したい!」と思い、今は亡きNiftyServe/FMIDIDATにアップした(この言い方がもう古い)SC-55用の耳コピMIDIデータを引っ張り出してきて作成したものです。AIきりたん、ホントに自然ですごいですね。イケボの男性声とかゴスペル系シンガー声も期待しちゃいます。
構成・コード進行・解説
Key=D/Tempo=126
Intro→A→B→C
A→B→C'
D→B→C''→Ending
Intro
|D |G |D |Em7(b5)/G|
|F#m7 Bm7|Em7 A7|D|D Em7 D/F#|
A(傷ついた~)
|G |A/G |F#m7 |Bm7|Em7|G/A|D|Em7 D/F#|
|G |A/G |F#m7 |B7 |Em7|G/A|D|D7sus4 D7|
B(赤いリボン~)
|GM7 |Em7 |F#m7|Bm7|
|GM7 |Em7 |F#m7 F7|Em7 G/A|
C/C'/C''(ああ幸福を~)
|DM7|C#m7(b5) F#7|Bm7|Am7/D D7|GM7|G/A|D|A7sus4 A7|
|DM7|C#m7(b5) F#7|Bm7|E7sus4 E7|F#m7 Bm7|Em7 A7|C/D G/D|BbM7 EbM7|
C'(2コーラス目)は最後の2小節がなくてD(間奏)に進行
C''(間奏後)は13~14小節目のF#m7~A7を三回繰り返してEndingに進行
D(間奏)
|D/C|A/B|Gm/Bb|D/A Bbaug/Ab|G |E7sus4 E7|D/A|D/A|
Ending
|C/D G/D|BbM7 EbM7||C/D G/D|BbM7 EbM7|Bb/C|
Aメロは定番のIV→V/IV→IIIm→VIm(いわゆる王道進行ってやつですね)からのIIm7→V→I。
サビのCメロはI→VIIm7(b5) III7→VIm→Vm7 I7→IV→V→I。
この進行はカノン進行の変形なんですが、4小節目のVm7がマイナーコードなのに不思議な開放感があって気持ちいいです。矢野顕子さんの「ひとつだけ」のサビもこの進行ですね。
カノン進行の変形
よくあるコードアレンジの手法として、
というテクニックがありますが、この手法をカノン進行に組み合わせるとこの曲のサビの進行になります。
具体的に言うと、カノン進行はI→V→VIm→IIIm→VI→I→VI→Vですが、上記の2つを組みあわせ、3小節目のVImと5小節目のVIへの進行に適用するとこの曲のサビの進行になります(太字のところがドッペルドミナント化+ツーファイブ化されるところ)。
この曲について
というか、飯島真理の代表曲の一つだと思うんですが、U-FRETや楽器.meにもデータがないのはなんで(BLUEBERRY JAMとかまりンとかマニアックなのがあるのに)!?
Dreamgirls
演奏動画
「イベントでこの曲を歌いたいが、カラオケがない」という相談を受けて作成したバッキングトラックです。というわけで、ボーカルパートはありません。全編耳コピによる打ち込み(冒頭少しだけ鳴っているギターだけ自分で弾いてます)です。
解説(曲データについて)
この曲を自前で演奏する...という方はいないと思うのでいつものコード進行はとりあえず省略(もしリクエストがあれば追記します)。編成上は弦あり管ありの派手な楽曲ですが、コード進行に変態的なところはありません。
「曲終わりの駆け上がりの弦パートがいい感じに再現できれば自分的には◎」と思いながら耳コピしました。結果、自分でもいい感じに打ち込めたと思っています。
もともとはTTS-1+αでつくったデータだったのですが、久しぶりに再生するとTTS-1パートがものすごいノイジーな音で再生されてしまう(すべての音色が失敗したFM音源ブラス+ベルみたいな音で再生される)。最初に作成した時とはPC環境も変わっているし、TTS-1がらみの不具合なんてもうBandlabもRolandも修正するはずがないので、ちょうどいい機会と思いすべて別のVSTiに差し替えました。
ネットを検索しても同じような症状の人が見つからないのですが、レアな現象なのでしょうか(このせいで、昔作ったデータはことごとく差し替えが必要な状態になっております)。
Mid-Manhattan/CASIOPEA
演奏動画
自分のギター練習用のため、ギターパートは野呂一生、リー・リトナーの両パートとも除いたバッキングトラックになっています。
また、ドラムパートは神保彰、ハーヴィー・メイソンの両パートを一つのトラックにまとめています(原曲ではよく聴けば左右に割り振ってあるのでドラムバトルになっているのがよくわかります)。
構成・コード進行・解説
Key=D/Tempo=130.1
Intro→A→A→A'→B→C
→Ax4→A'→B'→B''→B
→Ending
Ax4はドラムソロx2~キーボードソロ
B''~B'はギターソロ
Intro/Ending
|Em7 F#m7 GM7 G#m7(-5) G/A A/B| |G/A A/B | |
※Aの直前にEbm7
A
|Em7 G/A|A/B |Em7 G/A|A/B |Em7 G/A|A/B |Em7 G/A|A/B Ebm7|
A’
|Em7 G/A|A/B |Em7 G/A|A/B |Em7 G/A|A/B |Em7 G/A|A/B G#7|
B
|GM7 |F#m7 |Em7 A7|DM7 G#7|GM7 |F#m7 B7(-9)|Em7 F#/A|
B'
| | | | | | | |DM7 G#7|
B''
|GM7 |F#m7 |Em7 A7|DM7 G#7|
C
|DM7 |C/D G/D|DM7 |C/D G/D Ebm7|
Passage Of Clouds(雲路)/THE SQUARE でも書きましたが、随所にIV/Vが出てきて爽やかフュージョン系全開です。この曲は特に IV/V→V/VI のところがフュージョンっぽい浮遊感があって気持ちがいいトコです(角松敏生のSea Lineのサビなんかも全く同じ進行が出てきますね)。
あとはセクションの変わり目に半音上のコードからアプローチし、ベンドダウンして消えていくシンセブラスもポイント。向谷氏がドヤ顔で弾いている感じが目に浮かびます。
この曲について
曲の構成が基本的にはA→Bとシンプルで、しかも各パートごとにソロが用意されていてセッションが楽しい一曲。YouTubeにもたくさん演奏動画が上がっています。原曲もリー・リトナーはじめ米国の凄腕ミュージシャンとのバトルが聴きどころですが、ベースだけはネイザン・イースト一本のようです(http://akira-jimbo.uh-oh.jp/discography/casiopea.html)。
Passage Of Clouds(雲路)/THE SQUARE
演奏動画
自分のギター練習用のため、ギターパートだけを除いたバッキングトラックになっています。
構成・コード進行・解説
Key=C/Tempo=70
Intro→A→B→A→C
Interlude→A'→B'→A→C'x2
→C''→C' *n(F.O.)
A'~B'はエレピソロ
C'2回目以降はリリコンソロ、C''ではバッキングはベース+ドラムのみ
Intro/Interlude
|DM7|Dm7|DM7|Dm7|
A
|CM7|CM7|Bm7(-5)|E7(-5) E7 E7(#5)|Em7/A C/A|C/D D7|GM7 |F/G Db7|
| | | | | | |Em7 A7|C/D D7|
B
|GM7 |F/G |CM7 |Cm7 F7|BbM7 |A7 |DM7 |DM7 |
C
|Gm7 Gm7/C|Am7 Dm7|Gm7 Gm7/C|FM7 |BbM7 Bbm7|Am7 C/D|Gm7 Gm7/C|
C'/C''
| | | | | | |Gm7 |Bb/C|
Key=Cとしていますが、目まぐるしくDやBbにも部分転調していてそれがとても気持ち良いです。
Iに進行するV7を代理のIV/VやIIm7/Vに変更するのは爽やか系フュージョンではド定番のコード進行ですが、Aメロ最後ではIM7に戻る直前にさらに代理のIIb7をはさんでいるところが個人的にはツボです。
この曲について
THE SQUAREの"S・P・O・R・T・S"といえば"宝島"が鉄板ですが、個人的にはこの伊東たけし作曲の雲路も大好きなナンバーです。構成が普通のA→B→CではなくA→B→A→Cになっており、ゆったりしたBメロも16でリズミカルにバッキングされるCメロもちゃんとサビに聞こえるので、サビが二種類あるような不思議な感覚を受けます。
このアルバムでは打ち込みが多数導入されていますが、この曲のベースは生じゃなくて打ち込みなんでしょうか...。音域的にはだいぶ低い音が鳴っています。
輝く瞳<bright eyes>/巨神ゴーグ
演奏動画
オープニングサイズをギターだけでやってみました。ベースは持ってないので、ギターで弾いた音を後加工でトランスポーズしています(1オクターブ下げ)。
コード進行・解説
Key=A/Tempo=136.6
イントロ
|A |A |A |A | *2
A(Secret~)
|A |A |A |A | *2
B(心にとどいたひかりが~)
|E |E |F#m7 |DM7 |
A’(You know)
|A |A |A |A | *2
C(Woo Don't stop~)
|E7 | E7 |
サビ(ゴーグ~)~アウトロ
|A |E/G#|F#m|B7|
|Bm7|C#m7|D|E7|
|A |E/G#|F#m|B7|
|Bm7|E|A B/A|GM9 E7/B A|
イントロからAメロにかけてコードはずっとAですが、メロディやバッキングのギターは一小節内でB/A→A的な動きをしていていわゆる一発もの的な感じではなく、動きを感じる進行になっています。Bメロ直前のシンセの合いの手にもD#音があって、B7的な感じに聞こえます。
サビは最初はカノン進行かと思わせながら4小節目でII7が来て、そのあと上昇形になっていくところがおセンチにならず、盛り上げ感のある進行になっています。
エンディングのギターにもさっき出てきたD#音があるのがアクセントになってます。
この曲について
1984年に放送された安彦良和氏原作・監督のロボット&少年冒険活劇アニメのオープニングタイトルです。作品そのものについてはいろいろなところで言及されていますので割愛。
この曲自体はほかの同時期のロボットアニメと比べると、管や弦の入っていないギター中心のバンドサウンドなのが特徴ですが、オープニング映像(カモメの群れを追いかけるカメラワークが秀逸)と相まって、ポップでワクワク感のある少年ものらしいテイストにあふれていて、大好きな主題歌の一つです。