NEUTRINOの各シンガー、歌声比較
2021/08/01追記
2021/04以降に追加されたナクモやAIずん子、No.7も含めた比較記事を新たに作成しましたので、興味ある方は以下の記事もどうぞ。
NEUTRINOの各シンガー比較
以下の動画ではきりたん・イタコ・メロウの3人(きりたんは声質を変更して2パート担当)に歌ってもらっています。
元気を出して/竹内まりやの記事でも書いていますが、各AIシンガーは以下のようなパート割り・定位としています。
一番右:きりたん(小田和正パート)
センター右:イタコ(根本要パート)
センター左:めろう(水野良樹パート)
一番左:きりたん/FormantShift:0.90(大橋卓弥パート)
出だしのAセクションでは上記の順に一人ずつソロパートがあるので、各シンガーの特徴がよくわかるかと思います。
ここに含めなかった謡子・JSUTも含めて、各シンガーの個人的な感想を列挙します。参考になれば幸いです。
きりたん
さすがにAIシンガーとして話題となっただけあってとても自然な歌声。既定設定の歌声だと個人的には可愛い方向へのベクトルが強いと感じているので、FormantShiftに0.90を指定した少し大人っぽい声質にしたものを気に入って多用しています。
イタコ
NEUTRINOのVer.400以降に収録。きりたんに比べると少し硬い印象。声質の方向としてはきりたんと似ているので、使い分けが難しい。
メロウ
NEUTRINOのVer.420以降に収録。声量は少な目のウィスパーボイスですが、大人っぽい声質で個人的にはかなり好みです。アコースティックな曲調ではFormantShiftを変更したきりたんよりもマッチするのでは、という印象。
声質がかなり大人っぽいので今後いろいろ活用できそうです。きりたんのようにフリーで利用できる画像があるといいなぁ、と思いました。
謡子
合唱のサンプル歌唱でよく聴く歌声にそっくり。そのため、ポップスよりはピアノ伴奏+合唱系のハモリものにマッチします。
JSUT
声質の傾向としては謡子の路線。ただ、謡子よりも合成音声感が強く出ているような気がします。謡子と同様ポップスよりは合唱や童謡にマッチした歌声です。