Gradius(Arrange Version)/KONAMI
演奏動画
コナミゲームミュージックVol.1に収録されていたグラディウスのアレンジバージョンを耳コピ再現してみました。
原曲は言わずもがな、このアレンジバージョンもめちゃくちゃカッコイイのですが、シンセ主体のアレンジになっているということもあり、投稿内容についてはなんとか雰囲気だけでも伝えることができればよいなぁという感じです。
構成・コード進行・解説
Tempo=116
A→B→C→Interlude1→Dx2→E→Interlude2
A→B→C→Interlude1→Dx4→E'→A(xN and Fade Out)
A(空中戦1)
|Em |D |C |D |
|Em |D |C |D |
B(空中戦2)
|E |E |D (A/C#)|A |
|E |E |D C |Bb Ab G|
C(Stage1)
|C |Eb |F |Ab Bb |
|C |Eb |F |G |
|Ab |Eb |F G |Ab Bb |
Interlude1
|Gsus4 |G |Ab/G |Bb/G |
D(Stage4前半)
|C |C |Gm/Bb |Gm/Bb |
|Am |Dm7 Em7 |Fm7 |Bb/G Ab/G |
E(Stage4後半)
|C |Eb F |
Interlude2
|Dsus4 |D |Csus4 |C B |
E'(Stage4後半')
|C |Eb F |C |
※この進行は原曲ではなく、アレンジバージョンのものになります。
TwinBeeでも書きましたが、コナミの進行のド定番である同主調を行ったり来たりする展開がさく裂しまくっています。
空中戦の前半は、スケール的には一応 Key=Em ということで冒頭のコードも Em にしていますが、実際にはメロディにもバッキングにもGの音が入っておらず、EmなんだかEなんだかが不明な感じのサウンドになっています。
空中戦の後半は明らかにKey=E。マイナーコードが一切出てこず、平行和音で構成されているのがなんともSFチックです。
Stage1では、アレンジバージョンのベースが5度始まりになっているのが面白いところです。音色的にはスラップっぽい音ですが、フレーズは全くスラップではない点もバンドアレンジの対極という感じでグラディウスにマッチしていると思います。
Stage4はアレンジバージョンのサビともいえるところで、特に2コーラス目はかなり執拗に繰り返されますが、後半ベースの音色が変わっているのが芸コマです。
この曲について
冒頭にも書きましたが、グラディウスのアレンジバージョンはシンセ主体のオリジナル感あふれるアレンジになっており、耳コピしてみたのはいいものの、音色についてはどう頑張ってみても「うーん、音色の系統が同じ方向ってところまでで精一杯」という感じになりました。アレンジバージョンのアレンジバージョンみたいになってしまったのが少し悔しいところです。
原曲の方は今さら僕がわざわざ言うまでもないほど「名曲」揃いの作品ですが、特にStage4は曲の爽快感が突き抜けていていいですね。サビの16分音符連打はタグにも書きましたが「世界三大メロディの16分音符がかっこいい曲」だと思ってます。